当院では定期接種として行っているのは下記の3種類です。詳細は千葉市ホームページをご参照ください。
小児の定期接種は行っておりません。
予防接種
予防接種
病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするためのワクチンを接種することが予防接種です。
当院では定期接種として行っているのは下記の3種類です。詳細は千葉市ホームページをご参照ください。
小児の定期接種は行っておりません。
※予約後の取り寄せとなりますので必ず事前にお問い合わせください。
ワクチン | 料金 | 回数 |
---|---|---|
肺炎球菌 (ニューモバックス) |
¥7,700 | 1回 |
肺炎球菌 (プレベナー) |
¥11,000 | 1回 |
帯状疱疹 (シングリックス) |
¥22,000/回 | 2回 |
水痘 (水ぼうそう) |
¥7,700 | 1回 |
MR (麻しん風しん) |
¥8,800 | 1回 |
おたふくかぜ | ¥6,600 | 1回 |
A型肝炎 (エイムゲン) |
¥8,800/回 | 3回 |
B型肝炎 (ビームゲン) |
¥6,600/回 | 3回 |
破傷風トキソイド | ¥1,650/回 | 3回 |
髄膜炎菌 (メンクアッドフィ) |
¥25,000 | 1回 |
RSウイルス (アレックスビー) |
¥26,400 | 1回 |
インフルエンザ | ¥4,000 | 1回 |
市中肺炎の原因としては肺炎球菌が最多です。死因順位としても悪性新生物、心疾患に次いで肺炎は第3位であり、高齢になるにつれて肺炎による死亡率も上昇するため肺炎の予防が重要です。
定期接種として接種可能です(対象者以外は任意接種となります)。
1回の接種で約5年間効果が持続します。接種から5年以上経過したら再接種をお勧めします。
2013年4月から定期接種(5歳までに接種)となりました。2014年からは高齢者にも接種可能となっていましたが、2020年5月からは高齢者だけでなく、肺炎球菌による疾患に罹患するリスクが高いと考えられる方に適応が追加されました。
1回の接種で免疫が誘導され再接種は不要です。
2つの肺炎球菌を併用することで肺炎予防効果がより高くなります。
帯状疱疹は50歳以降の方に多くみられる水痘・
。
50歳以上の方に2016年3月より小児の水痘予防として用いられてきた水痘ワクチン(生ワクチン)を帯状疱疹ワクチンとして任意接種となりました。0.5mlを1回皮下に接種します。
麻疹(はしか)は麻疹ウイルスが原因のウイルス性感染症です。感染力が強く免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。風邪のような症状が2、3日続いた後で39℃以上の高熱と発疹が出現し、肺炎や脳炎を合併することがあります。
風疹は発熱、発疹、リンパ節腫脹が特徴のウイルス性感染症です。妊娠20週頃までの妊婦さんが感染すると胎児の心臓や目、耳に重篤な異常をもたらす先天性風疹症候群を発症する可能性があります。
感染拡大防止のため、千葉市では妊娠を希望する女性やその配偶者の方などに風疹抗体検査を実施しています。任意接種の費用の助成もしています。
詳しくは千葉市ホームページをご参照ください。
おたふくかぜはムンプスウイルスが原因のウイルス性感染症です。発症すると耳下腺の腫れや痛み、発熱を生じます。幼児~小学校低学年の小児に多く発症します。たいていは1~2週間で自然治癒しますが、髄膜炎、膵炎、精巣炎、卵巣炎を合併したり、難聴が後遺症としてみられることがあるのでおたふくかぜに罹ったことがない方、ワクチン接種を行っていない方は接種が勧められます。
1回0.5mLずつを2回、28日以上の間隔で皮下に接種します。
A型肝炎が流行している地域に渡航する際は接種が勧められます。
0.5mLずつを2〜4週間隔で2回、筋肉内又は皮下に接種します。更に初回接種後24週を経過した後に0.5mLを追加接種します。
2016年10月1日から定期接種(1歳までに接種)となりました。
血液・体液に触れる可能性のある人は接種が望ましく、3回接種により90%の人は感染防御に必要な抗体を獲得できるとされています。
B型肝炎ワクチン0.5mLを4週間隔で2回、さらに1回目の接種から20~24週後に1回の計3回を皮下または筋肉内に接種します。
破傷風は土壌中に常在する破傷風菌が主に傷口から体内に入り込んで発症します。
破傷風菌の産生する神経毒素により呼吸障害やけいれんを起こし亡くなる可能性が高い疾患です。
途上国などでは道路の舗装が十分でない場合も多く土壌と接するほどリスクは高くなりますが日本でも感染する可能性があり毎年約100人が発症していると報告されています。
現在は定期接種となっていますが、定期接種が開始される1968年より前に生まれた方は3回のワクチン接種が推奨されています。
1回0.5mLずつを2回、3〜8週間の間隔で皮下又は筋肉内に接種します。
第1回の追加免疫には初回免疫後6か月以上の間隔をおいて、(標準として初回免疫終了後12か月から18か月までの間に)0.5mLを1回皮下又は筋肉内に接種します。
ワクチンによる獲得免疫の持続期間は約10年なので、1968年以降に生まれた方は10年毎に1回の追加接種が推奨されています。
髄膜炎流行地域に渡航する方、学生寮などで集団生活を送る方は接種が勧められます。
2歳~55歳までの方に1回0.5mlを筋肉内に接種します。
ワクチンを接種してもインフルエンザウイルスに感染することはありますが、発症を防ぐことや重症化を防ぐことに一定の効果があるとされています。特に高齢者はインフルエンザにかかると重症化しやすいため定期予防接種の対象となっています。
ワクチン接種後、約2週間で予防効果がみられ約5か月持続します。
投与方法は以下のようになっています。
高齢者の方は千葉市ホームページもご参照ください。
37.5度以上の発熱がある場合や明らかに具合が悪い場合は、接種ができません。咳や鼻水などがみられる場合は、症状が軽度であれば接種できます。風邪が治ってからのほうが望ましいですが、症状が長引く場合は接種の機会がなくなってしまいますので、接種を希望される場合はご相談ください。
同時接種は安全に行うことができます。複数のワクチンを同時に接種してもワクチンによる副反応の割合は増えません。また、同時接種によりワクチンの効果が落ちることもありません。
同時接種をすることで、より早期にワクチンを接種することができる、病院・クリニックに行く回数が減る、などのメリットがあります。
当院では副反応が出た場合にどのワクチンが原因か判断できないという理由から、可能であれば別の日での接種をお勧めしています。
接種後30分間は、急なアレルギー反応が出ないか注意してください。接種当日〜翌日に熱が出ることがあります。1日ほどで下がることが多いので、発熱以外に変わりがなければ様子を見ていただいて構いません。長引く場合や症状が心配な場合はご相談ください。
接種当日は、はげしい運動や飲酒は避けてください。入浴は問題ありません。
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